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USMLE問題集・AMBOSSを紹介

USMLE
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USMLE対策・問題集の王道といえば、これまで「UWorld」や「USMLE Rx」などでしたが、今回比較的新しい別の問題集を体験してみましたので、こちらを紹介したいと思います。

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AMBOSSとは。

USMLE対策問題集の有名所としては、UWorld、USMLE Rx、Kaplan Qbank、Firecrackerなどが有名で、いずれもオンラインで学習するものです。

AMBOSSは、ここに肩を並べるポテンシャルを持つ新しい問題集です。

AMBOSSの特徴〜実際に使ってみた〜

USMLE STEP2 CKの受験勉強の一環として、少しだけですがAMBOSSを利用してみました。

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問題集のクオリティとしては、USMLE対策に求められる一定の水準をクリアしていると思います。

ここではUWorld等のオンライン問題集、各種模試、本番の試験(STEP1、2CK)の受験経験も踏まえ、これらと比較してオンライン問題集AMBOSSの印象を列挙したいと思います。

問題カスタマイズが良い

問題ベースで知識を蓄えていく学習スタイル(OUTPUT重視)の私にとっては、演習する問題を選択する段階でのカスタマイズが秀逸でした。

臓器別、診療科別で問題を選択できるのは他の問題集でも一般的ですが、AMBOSSでは「症状」による問題絞り込みも可能でした。また、問題には5段階で難易度が設定されていて、これを指定することもできるのも目新しい機能です。

加えて、筆者にとって最大のメリットだと感じたのが「List」という機能です。問題に印を付けておく機能は多くの問題集に備えられていますが、従来は各問に「印を付ける」だけの機能ばかりでした。これでは問題を「印なし」と「印あり」の二通りに分類することしかできません。

一方、AMBOSSでは自分でリストを作成しておいて、問題をそこに振り分けておくことができ、またListは複数作成できます。

例えば自分の習熟度や学習状況に応じて問題を分類しておいて、後にListを選んで演習するなど、2周目以降の問題演習をより効率的にできる可能性を秘めています。

(効果的な演習については下記記事も参照)

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Knowledge Library

「問題集」ではありますが、日本でいうYear Noteのようなまとめページが付属しています。

勿論INPUTの学習に用いることもできますが、問題演習中、解説文からKnowledge Libraryの該当ページにリンクすることができ、学習効率が高まります。

問題文を横目にこれらを表示できるところも良いと思いました。

これ一つでSTEP1〜2CKまで

多くのUSMLEオンライン問題集では、受験するSTEPそれぞれについて問題集のライセンスを購入しなければなりません。

一方、AMBOSSはライセンス購入一つで、USMLE STEP1、STEP2 CKと、その他米国ローカルの試験の問題を解答することができます。

Knowledge libraryがある点、一つのライセンスで複数の試験対策が可能な点は、Firecrackerに似ていますね。

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問題の難易度

本番(STEP1とSTEP2 CK)と比べると、AMBOSSの問題集は、

  • 全体の難易度は少し低め
  • 問題文が少し短め

という特徴を感じました。直前期やある程度勉強が進んできた段階ではやはりUWorldの演習に軍配が上がるかもしれませんが、逆に駆け出しのタイミングでは最適かもしれません。

実践度(レイアウト・時間設定など)

解答時間と緊張に迫られるUSMLEを乗り切るには、本番を想定した演習が重要ですが、この点では他の問題集に劣る印象を受けました。

というのは、例えばUWorldの画面レイアウト(検査正常値参照、メモ、電卓などの機能も含めて)が本番と瓜二つなのに対して、AMBOSSは独自のデザインを採用しているからです。

一応、「Exam Situation」という設定を選択することはできますが、本番を想定する演習なら難易度的にもレイアウト的にもUWorldに軍配が上がる印象でした。

その他

問題集とKnowledge Libraryに分かれてアプリがリリースされており、スマホで演習できる点は他の問題集やFirecrackerと同様便利です。

一方、PCの演習は未だブラウザ内での利用になります。筆者の環境では少し重たく、しばしばフリーズを招いた点が気になりました。

最初に使う問題集としてgood

初学者が解くべき問題群が設定されていて、ここから問題演習を行うことも可能です。

上述の機能と合わせて、USMLEの受験を考えている日本人にとっての入門の問題集として活用できるのではないでしょうか。

まとめ

新しいUSMLE問題集AMBOSSについて簡単にまとめました。

総合すると、Firecracker同様、INPUTからOUTPUTまでカバーするUSMLE初学者に優しい問題集と言えそうです。中でもある程度対策に時間がある方にオススメできます。

少しアグレッシブでいいからとにかく知識を蓄えたい人にとってはFirecrackerの利用を検討してみるのも良いかもしれません。

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