※この記事は「USMLE STEP2CK合格体験記」の一部です。
前回は、一般的なSTEP2 CK対策について紹介しました。
この記事では、上記を踏まえて筆者がどのように対策を行ったか紹介します。
とにかく問題演習+適宜知識補充(INPUT)
STEP2 CK対策の記事で詳しく言及しましたが、スコアに繋がる対策の根幹はなんと言っても問題演習(臨床経験)にあります。STEP1でも問題演習は重要ですが、その重みは段違いでしょう。
筆者がSTEP2 CKの対策を行ったのは医学部6年次。明らかに臨床経験は不足しており、また、これを求めて働くわけにもいかず・・・
色々考えた結果、以下のように対策しました。
受験を決意したのが5年次の12月〜1月くらいでした。
ここから主に時系列に沿って紹介します。
Firecracker
実はSTEP1合格後少しした5年次秋くらいから、試験的に知識INPUTとして「まとめページ」の通読を始めていました。その後、UWorldの演習と並行してINPUTを継続し、全体で数ヵ月前後で読了したと記憶しています。
しかし、終了した頃から実習も忙しくなり、対策の根幹である後述のUWorldに絞らざるを得なくなりました。結果小問集は満足にできず・・・。
以降、Firecrackerについては分野を絞って時々参照する感じになってしまいましたが、しかし最初の知識基盤を作るのには一役買ってくれたように思います。
UWorld
問題演習のソースとしては複数あります。
筆者は定評のあるUWorldを選びました。
対策を開始した5年次12〜1月くらいに、に1年契約でUWorldを購読しました。なんとか6年次の医師国家試験対策で忙殺される前に蹴りをつけたいと考えたように記憶しています。
以降、半年少しかけて、受験までに2-3周は実施しました。
これが私のSTEP2 CK受験対策の本体になりますので、演習履歴の詳細は記事を改めます。
傍用の参考書として、First Aidを購入し、適宜参照しました。
Master the Boards
UWorldが1周終わった段階(対策開始後3ヶ月くらい)で、まだまだINPUTが足りないことを悟り知識補充のため購入。
ここでFirecrackerやFirst Aidを使っても良かったのですが、少し目が疲れてしまったこと、MTBがこのタイミングで改訂されたこと、MTBの良い評判を聞いたことから購入に至りました。
2周目の問題集に入る前に、MTBを1度通読しました。
結局、MTBは問題集傍用参考書のメインの座に落ち着きました。
Evernote
知識の蓄積(ノート的な役割)はEvernoteに担ってもらっており、これを踏襲しました。
直前対策の記事でも言及しますが、「直前に見直して詰め込みたい」という知識をまとめたノートに印を付けておくことで、テスト直前期の対策をより効果的にできるよう工夫しておきました。
Anki
医学英単語の暗記には「Anki」を利用し、問題を解く中で出てきた知らない単語はメモして暗記していきました。
まとめ
筆者の勉強方針は上述の通りでした。
一応、勉強の進捗をリアルタイムに報告した記事集もありますので、興味があればそちらも御覧ください。(以下)
次は、USMLE対策の重要な対策ファクターの一つである「模試」について紹介します。
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