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【STEP2 CK】問題集(Uworld)1周目が終わりました。

USMLE STEP2 CK
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USMLE STEP2 CKの対策をちょびちょび始めて、はや3ヶ月くらいになったでしょうか。

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ようやくSTEP2 CKの問題集(UWorld)の1周目を終えることができました。

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演習内容

演習の方法は、以前紹介したとおり、

  • テストモード(全問終わってから解答表示)
  • 40問(本番に即して)
  • 制限時間設定(60分)

という本番を意識した設定を継続しました。

【USMLE STEP2 CK】UWorldを始めました
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ただし、時間設定については、カウントダウンではなく、カウントアップとし、あくまで40問全題に根拠を持って解答することを意識しました。

実施したのは全2670問です。

時間的な厳しさについて

STEP1の演習のときには、UWorldの1周目も後半にはそれなりに時間を余して解答を終えることができていた(正答率は別として笑)ことを思い出すと、STEP2 CKは時間的には相当タイトであると感じました。

実感として、時間が余る回が5セットに1セット、残りはちょうどか5分以内のオーバーという感じ。時間が余るセットでも5分以上残せたのは指折りだったと思います。(中間の報告をしたときと解答スピードの面では著変ありませんでした。)

【STEP2 CK対策】時間との勝負です。UWorld中間報告。
早いもので今年ももう3月に突入してしまいました。筆者は重度の花粉症であり、上気道の症状の重さに比例して微熱まで出る有様です。Hay feverとはよく言ったものです。先月UWorldの演習を開始...

時間的厳しさを克服できない原因として、「問題文・選択肢を読解するスピードが遅い」のかなぁとも思っていましたが、どちらかというと「問題理解後の知識不足による解答遅延」であることがわかってきました。

「考えればわかるけど、知っていれば一瞬」とか、「いくら論理的に考えても、知らないことには正答できない」といった問題に、あまりにも時間がかかりすぎているという状況が露呈しました。例えば、「残り2つの選択肢まで絞って、うーんうーんと首をひねったあげくに最後はヤマ勘」というような不毛な問題が多すぎたのです。

逆に、問題文の読解スピード、情報収集のスピードはそれほど問題ではないということに気づけたのも良かった点で、この点への介入は今後少なくて済みそうです。

(無論慣れの問題や集中力の維持は必要なので本番を意識した形での演習は継続します。)

正答率について

全問(2670問)解答した上での正答率は61.4%でした。パッとしません笑

UWorldを使っている受験者の平均値(最頻値?)は66%と表示されていますので、40問の問題セットにして2問(5%)程度遅れをとっている計算になります。

無論この原因は知識不足。

STEP1の演習のときには、「知識不足」として、そもそも臨床知識が皆無であったことと、医学英単語の知識が浅薄だったことが課題として露呈しました。

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STEP2 CKでの「知識不足」は言語的な問題、疾患の知識というよりは、実臨床のプラクティスという点での知識不足です。

臨床実習が始まって1年、しかもほとんどオブザーバーとして臨床に参加している立場であり、やはり学生としての痛いところを突かれた感じです。

しかし、それを勉強してこそ卒後の研修にも繋がり、在学中にSTEP2 CKを受験する意味が出てくると思うので、挫けずに頑張りたいと思います。

今後の展望

知識の補填

UWorldを1周終えたことで、STEP2 CKの雰囲気を概ね掴むことができました。

ここに、系統的なINPUTを加えることで、上述の知識不足を補っていきたいと思います。

Firecrackerのまとめページを利用することも考えました。

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しかし、そろそろPC画面に目が疲れてきたこと(笑)、多くの受験者が利用していることから、Kaplanが出版している、「Master the Boards USMLE STEP2  CK」を通読することにしました。

(この3月に最新版が出版されていました。ありがたいことです。)

STEP1のときとは異なり、内容としては比較的慣れ親しんできたものが多いと思いますので、スラスラと読みつつ、上述のように課題となっていた知識不足を補うべく、覚える所は覚えていきたいと思います。

UWorldのフラッグ問題の演習

UWorldの1周目の演習を行うにあたり、再度演習したい問題には印をつけてきています。これが2670問中1777問でした。

上述のMaster the Boardsでの知識補填に加えて、その成果を確認していくため、実践的な能力を維持するためにも、再度1777問を本番同様のコンディションで演習していきたいと思います。

NBME模試

UWorldが1周終わったという節目の状況でもあるので、一度NBMEの模試を受験してみるのもありかなぁとは考えています。

受験したらまた記事を改めたいと思います。

STEP2 CK受験時期について

最も悩ましいのが、STEP2 CKをいつ受験するかです。

少なくとも在学中にはと思っていますが、実習、マッチングなどなどいろいろあるので困っています。

現状の考えとしては、

 

①NBME模試を受験してみて合格圏内にはいることを確認する。

②6月〜8月の3ヶ月の設定で申し込み。

③完成度によっては9月〜11月に1回延期。

 

という流れかなぁと思っています。

USMLE受験期間(3ヶ月)をいつにするか問題 & 受験申し込みの流れ
(※この記事はシリーズ「USMLE STEP1 合格体験記」の一部です。) USMLEを受験するにあたり、多くの方が直面する問題のひとつは、「受験日(期間)いつに設定するか」ということでしょう。...

 

6月〜11月のどこで受けるかは今後の到達度や実習・マッチング等との相談となります。(本当はマッチングまでに合格を判明させたかった・・・)

あとは「公証」もしなければなりません。USMLE実施機関に対する本人確認証明みたいなものですが、私がSTEP1を受験したときにはまだ必須ではなかったため、STEP2 CKを受験する前に実施しなければならないようです。

<追記>

公証手続きを行いました。

【USMLE受験手続き】Form186・公証(NotaryCam)
ブログ記事でも紹介した通り、私がSTEP1を受験した際には「公証=受験者の本人確認」はSTEP3のみで求められており、必須ではありませんでした。現在は、USMLEのいずれを受験する場合も必須とな...

まとめ

以上、節目でしたので長々と記載させていただきました。

STEP2 CK関連でアドバイスがお有りでしたらぜひともコメント・コンタクト等からお寄せいただければ幸いです。

またご質問等も同じくお気軽にどうぞ。

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