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医学生のための英語勉強法

英語
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(※この記事は、シリーズ「医学部医学科の合格者に告ぐ。」の一部です。)

英語の重要性は理解しているが、医学生としてどのように英語を勉強した良いかわからない、という方に向け、具体的な勉強方法などを紹介していきたいと思います。

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医学生のための英語勉強法

USMLE(米国医師国家試験)

「USMLE」を知っている医学部新入生は少ないと思います。

United States Medical Licensing Examination」の略で、米国版の医師国家試験です。

米国の医師国会試験と聞くと大変敷居をが高そうに感じますが、日本の医学生も基本的には受験可能ですし、医学部でしっかり勉強していれば、あとはその知識を日本語→英語に落とし込むことによって十分合格可能な試験です。

将来米国で診療(臨床研修)する希望があるならば必ず通らなければならない試験であるほか、医学と英語をミックスして勉強すること自体を目的とする場合にも大変有用な試験です。

試験はSTEP1、STEP2 CK、STEP2 CS、STEP 3からなり、米国における位置付けとしては、

  • STEP1=日本でのCBT
  • STEP2 Clinical Knowledge=日本での医師国家試験
  • STEP2 Clinical Skill=卒業前のOSCE試験(数年内に日本で導入予定)

という感じです。(あくまでイメージですが。)

そもそも日本のCBTはUSMLE STEP1を参考に始まり、作成されているという話も聞きますし、日本の医師国家試験はどんどんUSMLE STEP2 CKの形式に寄りつつあります。

日本の医学生なら誰でも受験できる試験だったのですが、2023年度より、米国から「君の大学の医学教育はしっかりしているようだから、うちの国家試験を受験してもいいよ」というお墨付きをもらわないと受験できない試験になるようです。(2023年問題)

これに向け、日本の医学部では実習期間を延伸するなど対応を行っており、こういった流れがむしろ今後USMLEを受験する日本の医学生が増える方向へつながっていくと考えています。

あまり知られていませんが、USMLEをPASSしている日本の医学生は実際に増えている印象があります。STEP1については3〜5年次で受験する日本の医学生も少なくありません。

「3年次、4年次と学年が進んでからUSMLEを知った。もっと早く知っていればゆっくり勉強して合格するという道もあったのに」

という後悔の声を聞いたこともあります。是非調べてみることをオススメします。

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私は2018年(5年在籍時)にUSMLE STEP1をPASSしました。 これから受験される方やUSMLEに興味のある方へ向けて、私の体験を記していきます。 USMLE STEP1の合格体験記とし...

英会話教室・オンライン英会話

医療に限らず、今後「日本語を母語としない外国人を日本に迎え入れるか、もしくは自分自身が外国へ出て仕事をしなければならない」という状況が遅かれ早かれやってくると思います。

先進国の中で、日本ほど他言語に無頓着であった国はありません。少なくとも、英語で物怖じせずにコミュニケーションをとることができるように、比較的時間のある医学部6年間で英会話の力を身につけることをオススメします。

もちろん街の英会話教室に通うというのも一つの手ではありますが、今は大変便利な世の中で、PCのテレビ通話を用いて、かなり安価に英会話レッスンを提供してくれるところが複数あります。

会話を楽しむ軽い気持ちでコツコツと続ければ6年後には英語でコミュニケーションするための力が十分つきます。医学部にいる間はそのアドバンテージを実感できる機会は少ないと思いますが、医師として働き出した後にそのありがたみに気づく機会が多いでしょう。

 

ドラマで英会話

英会話もハードルが高いと思う方も多いでしょう。私自身も、オンライン英会話のレッスンに最初は抵抗がありました。

そんな方は、さらに手軽にドラマで英会話を勉強されてはいかがでしょうか。

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「洋画や海外ドラマが字幕無しでなんとなくわかる」というのも結構楽しいと思いますし、英語を発するより先に、まずは聞く耳を鍛えるというのも一つの手です。

医学も英語も勉強したい医学生にオススメのドラマを紹介していますので、以下の記事も是非ご覧ください。

【ER緊急救命室】医学&英語をまとめてドラマで楽しく勉強する方法!
「これからの御時世、英語大事だよなぁ」と考えている人は多いと思いますが、英語の勉強はなかなか長続きしないものです。 「強い信念で毎日コツコツ勉強だ!」という精神論もありますが、やはり楽しみつつ勉...

英語技能試験

海外の医学部や病院と提携して、留学等のプログラムを提供してくれる大学も少なくありません。

そういったプログラムに乗っかるためには、必ずといっていいほどTOEFLをはじめとする英語の技能試験の一定以上の成績を求められます。(中には進級のために英語の試験が必須である大学もあるようです)

今は留学等に興味がないとしても、後に気持ちがどう変化するかはわかりませんし、資格試験に向けて英語を勉強することで、受験時代に培った英語の基礎力を維持することができます。

各大学で留学等のプログラム参加や、進級のために必要な英語試験についてリサーチして、とりあえずそれに向けて勉強してみるというのも一つの手だと思います。

医学生の英語勉強法まとめ

とにかく、折角受験で得た英語の力を、医学部入学後急激に失っていく学生が多すぎるのがもったいないと思うところです。

入学時に受験勉強の土台があるのですから、それを向上させる、少なくとも維持することで、将来役に立つときが絶対にくるはずです。

上述したのはほんの一例ですが、どんな形でも良いので英語に触れる機会を絶やさないことをオススメします。

【医学英語初心者向け】英単語を勉強するな⁉︎
この記事では、 「医学英語の勉強に興味がある」 「医学英語を勉強をしなければならない」 だけども、 「そもそも医学的な知識がまだ十分でない」 という方々に向けて、...

(※この記事は、シリーズ「医学部医学科の合格者に告ぐ。」の一部です。)

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