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【USMLE】合格者の英語力背景(TOEFLスコア公開)―「英語力より医学力」

USMLE STEP1
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※この記事はシリーズ「USMLE STEP1 合格体験記」の一部です。

この記事では、私の英語力を公表することで、以降の体験記を読む際の参考にしていただくために作成したものです。

私は年代的には「ゆとり教育」最後の世代にあたり、典型的な「受験英語」を学んだと思っています。そういう点で、受験英語(特にReading)はそれなりに堪能な気がしますが、それ以外のスキル(Listening / Speaking / Writing)はぱっとしません。

USMLE STEP1は、特別英語にゆかりのない方でも十分合格可能な試験だと考えています。

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高校までの英語力

私は生まれも育ちも日本です。家庭に英語に接するような環境はなく、公立小学校・中学校・高校と普通の教育を受けました。唯一人と違うところとしては、小4から中3まで地域で評判の良かった英語の塾に通っていたことでしょうか。週一でしたし、内容的には結局「受験英語」でしたので、それが理由で英語に関する特別な能力を身に着けたということはありません。

冒頭でお伝えしたように、高校に入ってからの受験英語はそれなりに得意でした。これはおそらく先程述べた塾で英語に接する機会は多かったということが大きな原因でしょうか。わかりやすいところでいうとセンター試験はアクセントで2点落として198点という結果でした。

何が得意だったかというと、「読む速度が人よりは速いかな」という感じです。流し読みで内容を適当に把握する力は強く、解答上必要な部分を見つけ出すまでの時間は短かったように思いますが、その部分を精読するのは人並みだったと思います。

私は「覚える」「暗記する」ということが非常に苦手で、例えば数学では「考えて済むことなら覚えない」ということを意識して勉強していました。

英語で覚えるといえば英単語やイディオムがあると思いますが、これらを覚えるのも例外なく苦手でした。センター試験レベルの単語で困ったことはありませんでしたが、2次試験で出題されるような文書では意味がわからず文脈からの推測に大きく頼っていたように思います。

 

つまるところ、確かに英語は得意ではあったけど、「受験の手段として」、「できるだけ脳内メモリーを使用しないように」、「言語の学習というよりは一受験教科として」勉強していたのが高校までの英語です。

大学に入ってからの英語

入学後TOEIC受験から英語放置の時期まで

入学後、英語の単位を代替できるということで、1年次の夏休み前にTOEICを受験しました。ReadingとListeningのみのもので、835点/950点でした。大学に入学してからはほとんど英語を勉強していなかったので、これはどちらかというと高校までの英語力を反映しているように思います。

それで英語の授業を大幅に単位代替できたからでしょうか、以降英語の勉強を全くしなくなってしまいました。まだその頃は受験の手段として英語を捉えていて、コミュニケーションや学術の手段としての英語という意識は全くありませんでした。以降、英語の勉強はずっと放置していました。

TOEFL受験

結局、次に英語スキルを客観的に評価されたのは、4年生の2月に受験したTOEFL iBTで、これが私が受験した最新の英語技能試験です。私の大学では、臨床実習の一部を海外の病院で行う制度があり、これを利用して海外で実習することも視野にあり受験したものです。(結局留学はしていません。)

TOEFLスコア

TOEFLは4技能によって学術的な英語の能力をはかる試験として有名ですが、

CEFRで言うところのB2レベルです。

B2

自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。

具体的な得点としては80点そこそこという感じです。Speakingのみ20に及ばず、残りの3領域は20点少しという感じ。

専門分野の技術的な議論の理解に関して、Readingに限ってはB2のレベルであるという自覚はありますが、あくまで「Readingに限って」です。その他3領域については、正直ここまでのレベルにはないと考えています。はっきり言って道端や大学で外国の方に話しかけられても緊張して言葉が出てきません。

今後社会に出て学術的な手段として英語を用いたり、USMLE STEP2 CSの受験に際してはListening、Speaking、Writingのスキルも鍛えなければと思うところですが、USMLE STEP1や2 CKを受験する上では英語的なスキルで言えばReadingを鍛えておけばOKであると考えています。

受験者がOutputするのはマルチプルチョイスの選択のみで、基本的に英語を読んで理解し、それを処理できれば済むからです。

まとめ

USMLE STEP1及びSTEP2 CK受験に際しては、Readingをしっかり鍛えれば十分突破できます。私自身、帰国子女でもなんでもなく、典型的な受験英語を学んできた人間です。

USMLE STEP1においては英語の力より医学知識自体を拡充することが重要であると考えています。詳細は体験記内で記載しますが、特別英語にゆかりのない方でも十分合格可能な試験であることを繰り返し強調しておきます。

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(※この記事はシリーズ「USMLE STEP1 合格体験記」の一部です。)

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