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医師の呼称について

医学部
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(※この記事は、シリーズ「医学部医学科の合格者に告ぐ。」の一部です。)

医師のキャリアについて調べていて、「医学博士」だの「MD」だの「PhD」だの色々出てきてややこしく感じる方も多いでしょう。

今回は、医学部を卒業して医師を生業としている人たちの、身分について説明したいと思います。

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医学部卒業から大学院までをおさらい

通常の4年制大学学位は以下のような流れであることが多いです。

  • 学部(学士過程)4年間修了→学士(Bachelor)
  • 大学院(修士課程)2年間修了→修士(Master)
  • 大学院(博士課程)4年間修了→博士(Doctor)

日本の医学部を卒業した場合も、(医師国家試験の結果に関わらず、)「医学士」という学位を与えられるのは同じです。

ところが、次の学位は修士か?と思いきや、「医学部に6年通ったから、次は博士過程に進学していいよ」ということで、4年間の大学院を修了すれば、「医学博士」の学位を与えられるのが、医学部が特殊なところです。

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身分に関する略語・由来の説明

本題です。

医師のキャリアを調べている上で出てくるよくわからない言葉を解説していきます。

学位に関する用語

M.D.=Doctor of Medicine / Medical Doctor

日本では「医師」という意味で用いられます。医師免許を持っている人は皆「Medical Doctor」です。

「Doctor」には色々な意味がありますが、ここでは「医師免許を持っていますよ〜」という意味で使われています。MDを名乗るのは医学部医学科を卒業した医師のみということになります。

実は、米国では一般の4年制大学を卒業し、学士(Bachelor)の学位を得た後に、Medical schoolという専門職大学院へ4年間通って医師になる流れが主流です。この専門職大学院を卒業した際の学位を「Doctor of Medicine」または「Medical Doctor」と呼んでいます。

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この影響を受けMDが日本で「医学部を卒業した者=医師」を意味するようになったと思われます。

Ph.D.=Doctor of Philosophy

日本での訳としては「医学博士」になります。ここでは「Doctor」は「博士」の意味で用いられています。

また、「Philosophy」は哲学という意味ではなく、「学位」の意味で用いられ、ここではPhDが「医師免許を持っているという意味のDoctorではなく、博士であるという意味のDoctorですよ〜」と強調しているわけです。

日本で「PhD」や「医学博士」と名乗ることができるのは、医学部6年間を卒業した上で、大学院の博士課程の4年間を修了した者ということになります。

実は「医師免許」や臨床上の診療能力は関係なく、4年間大学院で研究した内容をもとに与えられるのが「医学博士」です。

したがって、医学部医学科以外の学部を卒業していて医学博士である人もたくさんいらっしゃいます。

病院の職位に関する用語

医員、スタッフ、アテンディングドクター

医員、スタッフ、アテンディングドクターというのは、端的に言えば「研修中の身ではなく、正規の職員である」という意味です。実は医師は2年間の研修の後にもさらに自分の専攻に合わせて研修を行っています。

医学部卒業後しばらく経験を積んでいて、ほとんど一人前に働いているように見える方でも、立場上は専門医を取得する「研修中」であったりします。

「医員」や「スタッフ」はそいういった「研修中の身」ではなく、「一人前の医師としてスタッフ採用されいます」という立場を意味する言葉です。

インターン、レジデント、フェロー

いわゆる「研修医」です。初期研修医や、その後の専門医取得のための研修を行っている医師を指します。

米国では、インターン→レジデント→フェロー→スタッフ・アテンダントの順で研修が進んでいくようですが、日本ではその名称利用について統一した呼び方はなく、病院ごとにバラバラに使っています。

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大学教官としての立場に関する用語

教授、准教授、助教、講師など

これらは一般の大学教員の職位と同様です。大学病院に勤務する医師の多くはその大学の教員として採用されており、学校教育法に則って職位を与えられています。

まとめ

「学術上のステータス」「大学教員としてのステータス」「研修中であることのステータス」などがあり、医師のキャリア上の呼称はわかりにくい言葉が多いです

簡単ですが、それぞれのステータスに関する呼称や、医学部卒業後の医師としてのキャリアプランについての用語もご理解いただけたでしょうか。

(※この記事は、シリーズ「医学部医学科の合格者に告ぐ。」の一部です。)

 

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