※この記事は「USMLE STEP2 CK合格体験記」の一部です。
前回は、STEP2 CK受験に向けた直前対策について紹介しました。
この記事では、いよいよ受験本番について筆者の体験を紹介したいと思います。
前日
STEP1を受験したとき同様、前日に受験地へ赴きました。
私が選択したのは大阪中津のプロメトリック。
ちょっと奮発して特急の良い席で昼過ぎに大阪に到着し、会場の場所を再確認。STEP1を受験して1年に満たないはずですが、以前ここを訪れた時を懐かしく感じました。
ちなみに、会場は地下鉄御堂筋線の中津駅1番出口からすぐです。
晴天に恵まれました。交差点の右側に写っているビルが会場です。
この足で中津にとってホテルにチェックインしました。ベッドの上で息をつくと睡魔に襲われ(笑)、ここで眠ってしまえば今夜しっかり寝られんぞ、ということでちょっと散歩することにしました。
歩いてすぐのところに梅田スカイビルがあり、ちょっと足を伸ばしてみました。
夕食にはラーメン(ラーメンで良かったのか!?)を食べ、ホテルに返ってEvernoteをざーっと見返し、早めに寝ました。
当日
案内では、朝9時から始めるけど、30分前までに来てねーとのこと。
ホテルで朝食を済ませるところから、口に入れるものには注意しなければなりません。筆者はどちらかというと強いお腹を持っていると思うのですが、尿量はINTAKEに従わざるを得ません。というのは、ブロックの解答中はお手洗いに立つと不正行為とみなされてしまうからです。
いつもならガブガブ飲んでしまうのですが、飲水は少なめ。コーヒーも避けました。
プロメトリック中津の入るビルの1Fにコンビニがあり、おにぎりやウィダーinゼリー、チョコレート、お茶などを購入。
休憩時間中に買い出しするのは時間がもったいないので、予め買っておきます。
持ち物は、
- パスポート
- ECFMGから送れれてくるSchedule permit
- Prometric予約時のConformation number
の3点です。
これらを受付に提示し、しばらく待つことになりました。
当日は他の試験を受ける方が結構いました。見渡す限り、USMLEっぽい方はいらっしゃいませんでした。
試験開始
試験形式や試験中のルールについては、以前の記事で紹介していますのでそちらを御覧ください。
持ち込めるのはパスポートとロッカーの鍵、会場で提供されるメモボードのみ。PC横に遮音用のヘッドホン、音の出る問題用のヘッドホンも常備されていました。
私の試験室はほとんど満室で、キーボードを使った試験の方もいらしゃいまいたが、カタカタ音はさほど気にならず(音が出るようのヘッドホンで十分遮音できた)、室温なども快適でした。
試験室入室時の荷物チェック・サインはやはり面倒でした。今回は、8ブロックの間の7回のインターバルのうち、試験室を出て休憩したのは4回だったように記憶しています。
正直、STEP1を受験した時に比べてかなりしんどく、集中を維持するのに非常に労力を要したと記憶しています。より本番の試験を想定した対策が重要であるとこの時になって痛感しました。
出来栄えとしては、中の下くらい。
模試(UWSA1)で250以上のスコアを得られていましたが、正直ここまではいかなかったかなぁという印象。
一方、緊張しやすい自分にしては、撃沈ブロックが一つもなかったことは良かったです。疲労が緊張緩和・冷静さの取り戻しに一役買ってくれましたのかもしれません。
まとめ
緊張より「しんどい」のほうが強かった受験当日でした。
次回はいよいよ結果発表となります。
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