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USMLE STEP1模試の紹介

USMLE STEP1
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※この記事はシリーズ「USMLE STEP1 合格体験記」の一部です。

 

USMLE STEP1の対策において最も重要なことの一つは、

「現在の実力をしっかりと把握する」

ということです。

これは対策初期から受験申込時、直前期まで等しく重要なことです。

今回はこのSTEP1の模試の紹介とその活用について記事にします。

 

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USMLE STEP1模試紹介

「模試」と聞くと、多くの方が試験場に出向いて受験するものを予想されるかもしれませんが、私の知る限りでは、模試はオンラインで受験するものばかりです。

私が用いた2種の模試についてまとめます。

NBAME Self Assessment

USMLE本番の問題を作成している機関が提供している模試です。

 

公式の説明では、「各分野の学習到達度を把握するためのものであって、スコアを予想するものではない」という記載があったように思いますが、この模試の最も優れている点は、本番のスコアをかなり正確に予想するということです。

問題数は本番の半数程度で、問題の長さ的にも本番より短い印象があり、本番のフォーマットとは少し異なるのですが、受験後表示される予測スコアは結構正確であると評判です。

私自身、受験1週前に受験した模試のスコアは219(=本番スコアー7)でした。

 

NBMEの模試は、1セット60ドル程度です。

複数の問題セットが利用可能で、順次新しいものが公開され、古いものは削除されていきます。

 

欠点としては、後にすべての問題を見直せないこと、及び解説がないことです。採点後に見直せる問題は、間違えた問題のみになっています。

 

UWorld Self Assessment

オンライン問題集UWorldの模試です。

UWorldの説明は以下をご覧ください。

USMLE問題集について【UWorld】【Q&A】
※この記事はシリーズ「USMLE STEP1 合格体験記」の一部です。 USMLE対策において、問題演習は必須です。私を含めて多くの受験生が勉強の主幹を問題集においていると思います。本記事では...

 

画面のフォーマットなどはUWorldの問題集と全く同じ形式で、40問を4セットくらいだったと思います。

こちらは問題レベル・内容が本番に近い上、画面フォーマットも本番さながらであるため、当日を想定した演習+スコア予測という点で有用だと感じました。

UWorldの問題集もスコアを算出してくれますが、こちらは実力より10点前後高いスコアが出るようです。

筆者も本番の受験の直前に受験して、予想スコアが243(本番スコア+17)でした。本番もこれくらいとれたらよかったのですが・・・(ToT)

 

UWolrdのSelf Assessmentは2セット公開されていて、別個で購入すると40ドル、合わせて購入すると70ドルです。また、オンライン問題集と同時購入することも可能です。

購入後、activateしてから一定期間内に受験しないと期限切れになるので注意が必要です。

 

その他

他にも模試(Self Assessment)は存在するのでしょうが、私が知っているのは以上2種類のみです(笑)

とにかくお金をかけられなかったので、必要最低限に抑えました。

結局NBME2個と、UWorld2個の計4個の受験のみで本番に望みました。

 

模試の活用方法

対策初期

模試の受験もタダではありませんので、対策初期にわざわざお金をかけて受験する必要があるかと言われると、確かにそうではないと思います。

私自身も、無知の状態で受験しても仕方ないなと思い、対策初期には模試を受験していません。

 

少し勉強が進んできた段階で、現状のスコアはどの程度なのだろうという形で受験しておくと、受験時期の決定や、自分の成長の指標にはできるかもしれません。

資金的に余裕があるならばどんどん受験すると良いと思います。

受験手続き前

受験手続前には、NBMEの模試を受験することをオススメします。

というか、NBMEの模試を受験してスコアをみてから手続きを行うべきであると考えています。

個人的には、「少なくとも合格はできそうになったな」というレベルに達した段階で受験手続きを開始して、受験日程を決めるのが良いのではと思っています。

詳細は出願時期について記事にしたこちらをご覧ください。

本番直前

本番直前は、UWorldのSelf Assessmentを受験されることをおすすめします。

上述の通り、UWorldのSelf Assessmentは若干高めにスコアが出るのですが、特に私のように自信のない受験生にとっては、本番より少し高めのスコアを見ると、やはりホッとはするものです。

また、画面上のフォーマットが本番さながらで、ブロック数自体は少ないものの1ブロック40問60分で、本番に即ている点も、直前の受験に向いていると感じました。

受験当日を想定して受験されることをおすすめします。

 

また、この受験を実力の最終確認と位置づけ、受験した際にあまりにも得点が奮わない場合は受験を延期するというのもアリだと思います。

(事前にECFMGに申請した受験期間3ヶ月内であれば、プロメトリックとのやり取りだけで受験日を変更できます。また、ECFMGに受験期間自体を3ヶ月ずらしてもらうという手続きも可能ではあります。)

 

模試と受験時期の決定に関しては以下も御覧ください。

USMLE受験期間(3ヶ月)をいつにするか問題 & 受験申し込みの流れ
(※この記事はシリーズ「USMLE STEP1 合格体験記」の一部です。) USMLEを受験するにあたり、多くの方が直面する問題のひとつは、「受験日(期間)いつに設定するか」ということでしょう。...

まとめ

以上、簡単ですが模試の紹介でした。

NBMEやUWorldのSelf Assessmentを中心に、余裕があるならどんどん受験していく、少なくとも出願の直前と、受験前に受験するという形がオススメです。

 

※この記事はシリーズ「USMLE STEP1 合格体験記」の一部です。

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