※この記事は、シリーズ「低学年からのCBT対策のススメ」の一部です。
前回の記事ではCBTを目的ではなく手段として強調しました。その流れでCBTの結果を公開するのは本シリーズの趣旨から離れてしまいますが、筆者が実際にどのような成績であったかは、読者の皆様にとって重要な要素だと思いますので記事にしました。
CBTの結果報告
成績
- 正答率:93.14%
- IRT:711
- 6段階評価:6(基準集団の上位2.3%)
所感
領域別の成績としては、基礎医学の成績が芳しくなかった一方で、多選択肢のブロックや、順次解答(4連問)のブロックは100%の正答率を得ることができました。
同時に勉強していたUSMLEに向け、臨床医学に力が入ってしまい、基礎領域の対策(特に暗記しないとどうにもならないもの)が手薄になってしまったようです。
USMLE対策や国試対策からは、暗記や理解に苦しんだことをまとめていつでも見返せるようにしておく「まとめノート」(下記参照)を導入したのですが、CBT領域ではこれを利用していなかったため、暗記事項のカバーが弱くなってしまったように思います。
【医学生の知識整理術】まとめノートのススメ
筆者が医学部に入って最も驚いたことのひとつは、「とにかく覚えることが多い」ということです。 基礎系の科目の試験もそうだし、CBTでも実習でも国家試験でもとにかく「知っているか?覚えているか?」と...
まとめ
簡単な紹介とさせていただきましたが、今後の記事を読んで頂く上で、以上の成績を参考にしていただければと思います。
どんな勉強したん?という方は是非シリーズ全体を一読いただければと思います。
【シリーズ】低学年からのCBT対策のススメ
私はUSMLE対策の一環として、CBTの対策を行いました。USMLE受験のために時間的余裕を残しておく必要があったため、同級生より1年前倒しで、基礎医学の履修中である3年次にCBT対策を行っていま...
※この記事は、シリーズ「低学年からのCBT対策のススメ」の一部です。
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