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早く病気や臨床医学を勉強したい!CBT対策の始め方。

CBT
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※この記事は、シリーズ「低学年からのCBT対策のススメ」の一部です。

 

「医学部に入ったからにははやく病気の勉強を!」と思われる低学年の医学生は多いでしょう。しかし、実際には何をしたら良いかわからないまま、結局大学の講義・試験と部活・バイトに忙殺される日々を過ごしていませんか?

私の大学ではいわゆる一般教養の期間が長く、なかなか医学専門科目がスタートしないカリキュラムでした。確かに一般教養も大切なのですが、臨床医学はおろか基礎医学の勉強すらなかなかスタートしないのはもどかしい気持ちでした。

かといって、独学でどう医学を勉強したら良いかもわからず、「低学年のうちに遊んどかないと」という先輩方の言葉に甘え、大学の試験には適当に通って、あとは部活やバイトに時間を使っていました。これはこれで無駄な時間だったとは思わないのですが、同じくらいダラダラしていたりゲームをして過ごした時間も多く、後悔が残っています。

方法さえ知っていれば、もう少し有意義に時間を使えたのではないか、という反省をいかし、低学年の方向けに勉強のひとつの指針を以下に記載したいと思います。

もっとも、かなり早い段階で医学専門科目がスタートし、大学の講義にしっかりついていけば力のつく大学に通われている方も多いと思いますので、ここでは特に「勉強したいしその時間もあるけど、何をしたら良いかわからない」という方に参考にしていただければと思います。

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CBT対策のメリット

「低学年から医学の勉強を頑張りたい!」という皆さんには、是非CBTをベースに勉強されることをオススメします。

低学年からCBT対策をするメリットや、その有用性について、紹介してきいきます。

CBTの試験概要については以下の記事も参照してください。

【医学部1年〜3年向け】CBTの概要
※この記事は、シリーズ「低学年からのCBT対策のススメ」の一部です。 本シリーズの第一弾です。 「医学部に入学したからには早く臨床っぽいことを勉強したい」と低学年のうちから考える方は少なくない...

独学で勉強できる!

CBTの概要でも記しましたが、CBTは勉強の道標を提示することを一つの目的として設立された試験です。

講義やグループでの学習をしなくても、CBTでしっかり得点できる力をつけるような勉強をすることが偏りのない知識を得ることにつながります。

周りに合わせて勉強をスタートする必要はなく、独学・初学でも、今すぐ始められます。

後にも述べますが、結局自分でCBT対策をしたことによる知識が大半を占める学生が多いように感じます。どうせ独学なら、早くから初めて損はないと思います。

臨床医学に足を踏み入れる!

多くの方は「医学部に入ったのだから、早く病気や臨床医学の勉強をしてみたい」と思われていることでしょう。

CBTの概要で記載したとおり、CBTの出題は感覚的には7-8割が臨床医学、つまり病気の知識についての出題です。当然勉強の割合も臨床医学の比重が大きくなってきます。

当然臨床医学の勉強は初めてのことですので、勉強の仕方に不安があるかと思いますが、上述の通り、CBTの頻出事項=重要事項であり、CBTに向けて勉強していれば道に迷う事はありません。

CBTの勉強によって皆さんの医学生としての知識欲が十分に満たされます。

大学の臨床講義が有意義になる

あまり模範的な例ではないかもしれませんが、私を含め周りを見渡すと、結局大学の講義よりも、CBT対策で直前に焦って個々で勉強したことによって培った知識の方が多い感じがします。

大学の講義はもちろん大切にすべきであるとは思いますが、臨床について何も知らない学生に、医学の最先端を行く先生方のお話は響かなくて当然といえば当然でしょう。

 

「基礎的な知識を要求するCBTの勉強を自分で進めることで、やっと講義を有益なものとするための基礎知識を身につけられた。しかしその頃にはもう臨床講義は終わっている」というもったいない状況を自他あちこちで見かけました。

CBT受験後に「今講義を聞いたら有意義だろうな」という趣旨の声も少なからず聞きました。

独学で知識を得ていくことはエネルギーの必要なことですが、早期のCBT対策が臨床講義の予習となり、大学の講義も有意義に利用できる機会が増えるようになるのではないでしょうか。

臨床講義の段階で前提としてCBTに合格できるレベルの知識が備わっていれば、講義をしてくださる偉い方々のお話をありがたく拝聴することもできるでしょう。

基礎医学と臨床医学の繋がりを理解できる

「臨床医学を早期に学んでみる」ということに、決して基礎医学を軽視する意図はありません。むしろその逆で、臨床医学を学ぶことで基礎医学の勉強が充実したものになると思います。

 

「基礎医学って臨床医学の役に立つの?」という声をよく耳にしますが、実際はかなり関連があります。

「臨床で目にするこの検査は、基礎医学で学んだこの知識をベースに成り立っているのか」といった具合です。(稚拙な例で申し訳ありません)

 

多くの学生が、臨床医学を学ぶ頃には、基礎医学の知識の多くが抜けてしまっている状態です。

この一方で、臨床医学の勉強を少し早めに始めれば、大学では基礎医学、独学では臨床医学といった同時並行の学習も可能となり、その関連が意識できるようになるでしょう。

退屈になりがちな基礎医学の面白さを感じ取ることができるかもしれません。

 

※余談ですが、基礎医学と臨床医学の繋がりをもっと知りたい方は、是非USMLE STEP1の受験を考えられてはいかがでしょうか。

【USMLE受験のメリット】基礎医学→臨床医学の橋渡し
※この記事はシリーズ「USMLE STEP1 合格体験記」の一部です。 日本の医学教育(少なくとも私の大学)では、明確に「基礎医学」と「臨床医学」の間に狭間があります。 大学の多くの先輩が「基...

 

まとめ

いずれ自分で問題集を解きながら勉強するようになるわけです。そのスタートが早ければ早いほど、到達点は高いでしょう。

「早く病気を勉強したい!早く臨床を勉強したい!」とウズウズしている医学生さん、

早期からのCBT対策をオススメします!

 

わかったから早く具体的な勉強方法を教えてくれ!という医学生さん、こちらをご覧ください!

【シリーズ】低学年からのCBT対策のススメ
私はUSMLE対策の一環として、CBTの対策を行いました。USMLE受験のために時間的余裕を残しておく必要があったため、同級生より1年前倒しで、基礎医学の履修中である3年次にCBT対策を行っていま...

 

※この記事は、シリーズ「低学年からのCBT対策のススメ」の一部です。

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