「高校の履修は一通り済んだ」
「志望大学の赤本・過去問を解く前に受験問題をある程度解きたい」
といった医学部志望の受験生にオススメの書籍を紹介します。
今回は化学編です。
【医学部志望の受験生に贈る】オススメの化学問題集
重要問題集
多くの高校が傍用問題集として採用している問題集で、良問が数多く収録されています。
主に各大学の入試問題で構成されており、出題された大学のレベルを問わず、各大学の入試問題をいいとこ取りしたような形で、実力がつきます。
筆者は後述の「新演習」の前にこの問題集に収録されている問題を完璧にしました。
解答解説が堅実で、問題の解答に終始しない周辺知識を得られます。
各分野A問題・B問題に別れていますが、医学部合格を目指す受験生はいずれもしっかり自分ものにされることをオススメします。
新演習
言わずと知れた名著「化学の新演習」です。
東大・京大を除く大学の医学部を受験されるなら、上述の「重要問題集」レベルの問題をしっかり解答できるようになっておけば十分だとも感じますが、さらにパワーアップしたい方や余裕のある方向けです。
難易度としてはそれこそ難関医学部〜東大・京大レベルの問題が収録されており、重要問題集を完璧にした筆者でも初見で完答できた問題は指折り程度でしたが、
サジを投げるギリギリ寸前までいじめられますが、こちらも解説がしっかりしており、最後には手を差し伸べ深い理解に導いてくれるイメージがあります。
それだけあって演習効果は強大で、受験化学を勉強しながらにして、数多の化学の本質に気付かされました。
特に、同じ著者による参考書「化学の新研究」と併用して演習することで、その演習効果はさらに向上します。
まとめ
新研究をバイブルに、重要問題集+新演習をとにかく演習することで、意味のある過去問演習を実施できるレベルまで引き上げることができます。
重要問題集のみでも十分ですが、「新研究+新演習化学」の真髄を理解されると学問的興味も相まってよりよい演習ができると思います。
効果的な演習方法については是非以下をご覧ください!
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