「高校の履修は一通り済んだ」
「志望大学の赤本・過去問を解く前に受験問題をある程度解きたい」
といった医学部志望の受験生にオススメの書籍を紹介します。
今回は数学編です。
【医学部志望の受験生に贈る】オススメの数学問題集
スタンダード数学演習
いずれも数研出版の問題集です。ⅠA・ⅡBとⅢが別冊に収録されており、対になっています。
収録されているのは基本的には入試問題です。国公立・私立や大学の入試難度を問わず、受験数学を勉強する上での良問が収録されています。
問題テーマ(分野)ごとに問題が収録されており、各分野で受験問題集の考え方に慣れるのに過不足ない問題数となっています。
私自身、高校の授業の傍用問題集として指定されていたこともあり、高校範囲の履修が終わってから志望大学の過去問演習をするまではほとんどこの2冊に頼り、各問完全に自力で解けるまで何度も演習しました。
新数学スタンダード演習
高校時代友人に薦められた一冊です。月刊「大学への数学」いわゆる「大数」の増刊号で、上述のスタンダード数学演習同様、分野ごとに良問が掲載されています。
まとめ
東大・京大を除く大学の医学部を目指すのであれば、上述のいずれかについて全問解きこめば、過去問演習に移行しても十分に力を発揮できるような実力がつくと思います。
果的な演習方法については是非以下をご覧ください!
【医学部志望の受験生に贈る】数学・物理・化学の勉強法―②問題演習編
以前の記事では、高校生向けに理数科目の勉強法として、一部の天才が持つ「ひらめき」よりも経験値を増やすことが重要であることを繰り返し強調しました。 経験を積み、引き出しの数自体を増...
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