※この記事はシリーズ「USMLE STEP1 合格体験記」の一部です。
今回は、筆者がUSMLE STEP1前日のことを記録しておきます。
(ほぼ日記ですがどうぞお付き合いください)
受験地へ移動
自宅から受験会場までは少し距離がありました。
新幹線を使って当日入りするという手もありましたが、いかんせん初めての土地で初めての試験を受けるということですので、焦りは禁物だと思い、近くのホテルをとって前泊することにしました。
前日に自宅を離れるにあたり、持ち物をしっかり確認しました。
重要な持ち物としては、身分証明書(パスポート)、ECFMGが発行した受験者証明書(オンライン提示でもOKだったかも)的なものがあります。どこにも記載はなかったのですが、プロメトリックから発行された受験日程確認書的なものも、一応印刷して持っていきました。
忘れると受験すらさせてもらえない持ち物もありますので、事前にしっかり確認することが大切だと思います。
交通手段については、往路は座ってゆったり勉強できるように、特急の指定席、しかも奮発してグリーン車的なものを利用してみました。
高いお金を払うだけあって、かなり快適でした。足を伸ばせて全然疲れないし、座席は縦にも横にも広々としていて、2時間程度の乗車だったと思いますが、ほとんど疲れを感じませんでした。
また、お隣さんがいない席を予約しましたので、乗車中も直前の追い込みに集中することができました、
時間的にはかなりゆとりを持って、お昼すぎには受験地に到着しました。
お昼はよく食べるチェーン店とかで消化に良いものを食べたほうが良いのかなぁと思ったのですが、目についたラーメン屋が美味しそうだったので、思わずそこで済ませてしまいました。
完全に余談ですが、筆者はめちゃくちゃラーメンが好きで、いつもスープまで飲み干す勢いで食べてしまうのですが、さすがに今回は控えました。
15時くらいの早い時間帯からチェックインできるホテルを予約したので、早めにホテルに到着しました。
(受験会場からは地下鉄で10分くらいのホテルを予約しました。)
このホテルのサービスがまた素晴らしく、日中は食事会場をフリースペースとして数百円(ドリンクバー付き)で開放しており、これを使わない手はないということで数時間利用させていただきました。
電車内やフリースペースでの直前の勉強としては、
- まとめノートの直前に詰め込みたい事項を集めておいたもの
- First AidのQuick Review
を中心に勉強しました。
が。正直ソワソワしてしまってあまり頭に入ってきませんでした(笑)
直前にあがいた分、どれだけのリターンがあるのかはわかりませんが、受験直前の緊張が大きいほど、まともな勉強はできないと思います。
あまり頭を使わなくても良い勉強(ゴロの復習とか)を工夫して前もって準備しておくのも手だと思います。
素泊まりプランでしたので、夕食は近くの弁当屋でエビフライ弁当(ごはん大盛り)的なものを購入してホテルで頂きました。
また、翌日に備えて、近くのスーパーで朝食・昼食を購入しました。
当日に向けた食料確保の注意点として、
弁当のようなものを大胆に広げて食べていると、結構休憩時間を消費します。当日の体験記でSTEP1の時間割にも言及しますのでそちらをご覧頂けばわかると思いますが、個人的には各ブロックごとに退出して、こまめに休憩をとりつつエネルギーを補給するという戦略が良いと感じました。
ネットなどを調べていると、多くの先達がそのようにされていたので、私もそれにならっておにぎりやサンドイッチ、チョコレートなどなど、手軽にささっと食べられるもの、小分けに食べられるものを用意しておきました。
夜は胃に優しそうな弁当を頂き、翌日に備えて早めに寝るよう意識しました。
私は比較的はじめての環境でもすぐ眠りにつけるのですが、たまに全然寝られない時がありますので、前々日の夜の睡眠時間を若干少なめにしておいて、日中は絶対に昼寝をしないといった工夫をしています。
また、聞いたところによると、お風呂に入ったあと1時間程度で熱放散によって体温が低下し、睡眠スイッチが入るようです。このタイミングが入眠のベストタイミングだそうです。
確かに、入浴後眠くなったときに素直に床につくとすぐ寝られるのに、その眠気を一度乗り越えてしまうとなかなか寝られないという経験は何度もあります。
そういうことも意識して、目標睡眠時刻の1時間程度前に入浴するようにしています。
受験日前日は、結局就寝したのは22時くらいだったと思います。
ほとんど日記のようになってしまいましたが、直前の勉強や食事の注意点などは参考にして頂けると思います。
次はいよいよ受験当日です!
(※この記事はシリーズ「USMLE STEP1 合格体験記」の一部です。)
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